補助金について①-20260529

投稿日:2026年06月3日

補助金について①

事業を営んでいらっしゃる方で補助金に興味のない方はいらっしゃらないでしょう。
弊事務所も様々な補助金申請のお手伝いをさせていただいております。

そこで、今回から定期的に補助金について書いてゆきます。
まずは、補助金についての基礎的なことについて、Q&A方式で書いてみます。

Q補助金って何?

そもそも補助金とは、事業者(特に中小企業)の特定の活動を支援するために、国や地方公共団体などがその資金の一部を交付する資金のことです。原則として返還義務はありません。

Q助成金との違いは?

補助金も助成金もどちらも返済義務のない給付金なのですが、助成金と呼ばれるものの多くは要件を満たせば支給されることが多いのに対し、新事業の挑戦や設備投資を支援するという政策推進要素の強い補助金は、原則として事前の審査を通らなければ支給されません。
また、このような目的から支給後も事業についての報告義務が課されることが多いのも補助金の特徴です。

Q補助金請求の流れは?

補助金の種類によって大きく異なりますが、ある補助金の大まかな流れは以下の通りです。

 ①申請準備
  ↓
 ②公募申請
  ↓
 ③審査 → 不採択
  ↓
 ④採択
  ↓
 ⑤見積書等の提出
  ↓
 ⑥交付決定
  ↓
 ⑦補助事業の開始・終了
  ↓
 ⑧補助事業の実績報告書・交付申請書の提出
  ↓
 ⑨補助金の交付
  ↓
 ⑩一定期間経過したのちの効果の報告書を提出

Q補助金請求で注意することは?

補助金は補助対象事業で支払われたものに対して、補助対象事業終了後に支払われます。交付決定前に契約が済んでいたり、支払いが終わっていたりする金額については原則対象外です。あくまで交付決定日以降の支出でなければなりません。
以上の後払いである点と、交付決定日以前に遡っては適用されない点には特にご注意ください。

Q採択率を上げるためにはどうすればよいの?

前述の通り補助金は政策推進要素が強いことから、補助事業計画をその補助金が目的とする政策になるべく合致するように構成することが重要になります。
そして、採択の判断は主に申請書の情報によってなされることから、しっかりした申請書を作ることが決定的に重要となります。

手前味噌ではありますが、経験のある行政書士に作成の代行を依頼することは採択率を上げる最も有効な手段のひとつです。
なお、たとえコンサルタントを名乗る者であったとしても、国家資格を持たない無資格者による業としての申請代行は違法行為となりますのでご注意ください。

所員PN;博多の塩

※2026年5月29日に執筆したものを2026年6月日に投稿し公開しました。